観測視点・対象運動・投影解像度に応じて計算負荷を削減する パストレーシング型ダイナミックプロジェクションマッピング

高速なプロジェクタとパストレーシングを組み合わせることで,ダイナミックプロジェクションマッピングにおいて写実的な表現が可能である.本稿では,約 1 ms の短時間描画でもパストレーシングのノイズを低減するために,知覚品質が劣化しない条件下で計算負荷を削減し,知覚上重要な領域に計算リソースをより分配する手法を提案する.具体的には,観測視点・対象運動・投影解像度に応じて,局所的に低解像度での計算を行うことで負荷を削減する.



参考文献

  • 羽山 大智,宮本 駿一,渡辺 義浩:観測視点・対象運動・投影解像度に応じて計算負荷を削減する パストレーシング型ダイナミックプロジェクションマッピング,第28回バーチャルリアリティ学会大会,2D1-5,2023.