パストレーシングを用いたダイナミックプロジェクションマッピングのためのノイズ低減

高速プロジェクタとパストレーシングを用いることで,写実的なダイナミックプロジェクションマッピングが実現できる.しかし,動く物体に投影像を重ねるためには逐次描画を行う必要があるが,パストレーシングは確率的な近似を含むため,短時間での描画は誤差を含む問題がある.本研究では,高フレームレート投影の特性を利用し、コンピュータグラフィックスにおけるレンダリングの高速化・パストレーシングの高品質化手法を拡張する。これにより,マッピング像の知覚上の品質を向上させる手法を提案する.




参考文献

  • 宮本 駿一,野元 貴史,渡辺 義浩:高フレームレートの動的投影に向けた時間的再利用によるパストレーシングのデノイズに関する検証,第65回複合現実感研究会,MR2022-4,2022.
  • 宮本 駿一,野元 貴史,渡辺 義浩:高フレームレート性を利用した投影型ARのための知覚品質向上,第27回バーチャルリアリティ学会大会,1D5-4,2022.