振幅変化補正を用いた高速な位相シフト法


高速で高解像度な深度計測が可能な位相シフト法は,複数の正弦波パターンを投影する必要があるため,運動物体を計測する際に誤差が発生する問題があった.これに対し,パターン数を削減することで解決する手法が提案されたが,正弦波パターンの周波数が低い必要があり,精度が低くなる問題があった.そこで新たなパターンと振幅変化補正を用いる位相シフト法を提案する.少ない4枚のパターンでも高周波の正弦波パターンを用いることが可能となり,高速な深度計測が高精度化したことを確認した.




参考文献

  • 浦川 雄気,渡辺 義浩:振幅変化補正を用いた高速な位相シフト法,第26回画像の認識・理解シンポジウム,IS1-14,2023.