顔へのDynamic Projection Mapping では,実体と投影像のずれを知覚される問題がある.これは,撮像から投影までの遅延や特徴点検出の精度不足による小さな揺れ(ジッター) が原因である. そこで本稿では,遅延とジッターによる投影ずれを高速かつ高精度に補償するために,位置・加速度誤差を最小化する軽量なニューラルネットワークモデルを用いた特徴点位置の動き予測を提案する.

参考文献
- 松下 浩樹,渡辺 義浩:顔への動的投影のためのずれ補償に向けた高精度な特徴点位置の動き予測,第30回バーチャルリアリティ学会大会,2E1-08,2025