近年,自身の顔を他者へと変容させる技術が様々な分野で活用されている.中でも,現実世界の顔をメイクにより他者へと変容させる手法は,特殊メイクやものまねメイクと呼ばれ,実在感と変容感を両立している.一方,映像投影により実際の顔を他者へと変容させる手法に関しても研究されており,メイクの工程を必要とせずに変容を達成している.しかし,同手法はメイクを用いた手法と比較して,色補償の不十分さや変容目標との相性により,他者への変容感が十分でない問題がある.そこで,本稿では映像投影による他者への変容感を最大化するため,投影特有の条件に基づき,StyleGAN2の潜在空間内で変容先の顔を最適化する手法を提案する.また,本手法により生成される画像を実際に投影し,評価を行った.
参考文献
- 羽山 大智,渡辺 義浩:映像投影による他者への変容感を最大化する顔画像の最適化,第78回複合現実感研究会,MR2026-1,2026.