
本プロジェクトでは,投資家の Tom Emrich氏,アーティストの 浅井宣通氏,研究者の 渡辺義浩の3者がコラボレーションしました.今回のコラボレーションでは, Augmented World Expo 2018 (AWE2018)におけるEmrich氏の講演中に,彼の顔へライブでプロジェクションマッピングを行いました.アートディレクションは浅井氏が担当しました. ダイナミックプロジェクションマッピングに関するテクノロジーは渡辺が担当しました.
講演のタイトルは, “The death of Reality”です.この講演では,我々の“reality”が信じられないほどに脆弱で,文化的な背景とともに急速に再構築され得るものであると述べています.“real life”を揺り動かすトレンドに潜む次の大転換に対して,我々がいかに備えるべきかが語られています.
講演中,プロジェクションマッピングによって,Emrich氏の顔は動物から骸骨へと次々に変化します.講演の内容と外観の変質が共鳴し,より強くオーディエンスに,“reality”の本質を問う時代に立っていることを伝えています.



